TOP>神話のクニを旅する -その壱-
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■くまそ踊りは都城庄内という謎■
宮崎県都城市の荘内地区には古くから伝わるおどりがあり、無形文化財にも指定されている。その名はくまそ踊り(別名:バラおどりとも云う)。これには面白い物語がセットになっています。何故にわたしが興味を持ったかというと、故手塚治虫氏の漫画作品「火の鳥」の世界にも同じ筋書きの作品があって、さらにその舞台が霧島という身近であるが為、よけいに親近感も沸いて私なりに色々解釈して楽しんでいる次第です。
             
■くまそ踊りの由来■
このくまそ踊りは、それまで自分達(里人)を苦しめていたくまその長「川上タケル」が殺されたことを知り、バラや有り合わせの物を叩いて喜び踊り回ったのが最初で都城庄内東地区に伝わったいるくまそ踊りの由来であるという。
さて、このくまそという種族は誰だったのか。この地に元から暮していた先住民であったという説が有力である。しかしこの説で彼らは山賊とされている…。故に、このくまそ踊りは一見楽しげに踊っているようだがどこか悲哀も滲ませた独特な踊りです。
■くまそ征伐■
  景行天皇の親征により一旦鎮定した「くまそ」はその後、再び叛乱して辺境を冒したしたので皇子のオウスノ命に討伐を命じた。「くまそ」の長、川上タケルが一族を集めて宴を催しているところに皇子は女装でまぎれ込み、隠し持った剣で酔ったタケルを刺した。死ぬ間際に「私は国中最も強く敵する者は誰もいなかったが、あなたは私より強い。今から「日本タケルと名乗り給え。」といって息絶えたという。  
   
       
               
  ■天の逆鉾■  
高千穂の峰の頂きに半ば石に埋められ建立されている逆鉾。これはアマテラス大神の勅に従いニニギノ尊が霧島山に降臨されたとき、天の逆鉾で掻き探って建てられたものであるといういわば神話のステージになっている山なのです。
時代は文録の頃、霊峰が噴火したために刃が折れ、その部分がなくなったので薩摩の商人が偽の鉾を造ってその脇に建てたところ狂い死にしてしまい、その子も刀を振り回しだしたので占ったところ逆鉾の祟りだということで除霊し平癒したといいます。

幕末の頃、坂元龍馬がこの地に立ち逆鉾を脱いだという話も伝わっていますが、その後近世から現代までこの逆鉾を脱いだ者はいないとの事です。

   
■くまそ踊りのからくり■
霧島・高千穂之峰は鹿児島・宮崎両県をまたがりほぼ中央を境に東を宮崎、西を鹿児島というように申し合わせたように境界線が引かれています。南九州自体、歴史的には三国名勝図会でまとめられているように薩摩・大隅・日向という三つのクニがあり、いわば薩摩・大隅はくまそ(隼人)を祖に持つ誇り高き民として、日向はミカドがかなり早い時期に統治したので、くまそに対して(熊襲という文字あてからして蔑視しているとも)山賊のような民話を伝承させたのだと思います。      
           

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